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今日から始められる正しい口臭予防生活

口臭の原因はいろいろ

口臭の原因はいろいろ

口臭はちょっとした気になる臭いから耐え難いものまで、その強さやニオイの種類も実に様々ですが、その原因も以下のようにいろいろなものが考えられます。

舌の上に溜まる苔
空気中から吸い込んだ細菌や死んだ細胞などが舌の上に溜まることで揮発性硫化硫黄物(VSC)と呼ばれるガスが発生し、息に混じって臭いを発します。
口内に溜まった歯垢
細菌の塊である歯垢は口内に溜まるとVSCを発生させ、口臭の原因を作ります。
唾液の分泌量の変化
唾液には口内を洗浄する効果があり、食べカスなどを溶かしてくれるのですが、体調の変化や空腹、ストレス、口呼吸などによって分泌量が変化し、唾液が少なくなることで口内環境が不潔になってVSCが発生します。女性は月経前や月経時にも唾液が減少します。
虫歯や歯周病の症状によるもの
虫歯や歯周病が進行するとたまった歯垢が臭いを発するほか、歯茎に溜まった膿や舌苔、死んで腐敗した神経などが独特の臭いを発するようになります。
胃腸の調子の悪化
胃腸の調子が悪いと胃酸が喉や口まで上がって来たり、消化不良で溜まった食べ物が腐敗して発生したガスが上がって来たりします。
直前に食べたもの
ニンニクを食べた後にはアリシンという成分が血液中に取り込まれ、体内を巡って肺に届くため、吐く息が特有の強烈なニオイを放つようになります。

毎日正しく歯みがきをしよう

上記に挙げた口臭の原因のうち、の3点については正しい歯磨きで予防することができます。毎日朝晩しっかり歯磨きを行っているのに口臭が消えない、という人はもしかしてやり方が間違っているのかもしれません。以下の正しい歯の磨き方を是非参考にしてみてください。

歯と歯茎のブラッシング

① 歯と歯茎のブラッシング

まず通常のブラッシングではみなさん歯をしっかり磨こうとゴシゴシやっていることと思いますが、大切なのは、歯と歯の隙間、そして歯と歯茎の境目です。逆に歯の表面はエナメル質を傷つけないようにするため、強くこすり過ぎないのがポイントです。歯と歯、歯と歯茎の隙間を磨くには、歯ブラシを斜めにあて、隙間を意識して、歯ブラシを細かく動かして汚れを磨き出すようにしましょう。

② 舌を磨く

歯のブラッシングが終わったら、舌も磨きます。舌にも食べカスや細菌、死んだ細胞などが溜まっていますので、溝状舌には特に気をつけながら、丁寧に歯ブラシで磨いてください。ただし、こちらは歯を磨くとき以上に力を入れ過ぎないよう注意してやさしく磨くのがポイントです。

歯茎をマッサージ

③ 歯茎をマッサージ

そして最後に指を使って歯茎をマッサージします。上下の歯の生え際から頬の内側の溝までの部分を、円を描くようにしてほんの少しの力をかけながらマッサージしてください。表が終わったら裏側も同じように行います。

ふと気が付いたときにできる口臭の即時対処法

口臭の原因はいろいろ

さて、上記のような正しい歯磨きを行っていても、口臭はふとした体調の変化や胃腸の状態、あるいはニンニクの効いたお料理を食べてしまったことなどによってどうしても発生することがありますよね。そんなときにできるいくつかの応急処置をご紹介します。

水分補給をする
口臭の原因の1つに口の中の乾きがあります。これを潤すことでまずは多少口臭が緩和されることが期待できます。さらに唾液の分泌を促して口の中の食べカスや汚れを洗い流すことでも口臭は半減するはずです。外出先などで口臭が気になったら、ミネラルウォーターを飲んでみてください。
ガムやタブレット
ガムやタブレットにはミントなどの清涼感のある香りやフルーツなどの甘い香りが含まれているものが多いですよね。こうした別の匂いで口臭を抑えることも目的の1つですが、主目的は唾液の分泌です。それによって口内環境が改善され、最悪の状態からは脱することができる可能性が高くなります。
マスクを装着
いくら唾液を増やしても、胃腸の調子が悪い場合や虫歯・歯周病で膿が発生している場合などにはその臭いを瞬時に改善することはできません。水分補給やガムなどではとても太刀打ちできないような口臭が気になりながら外出を余儀なくされる場合の最終手段はマスクです。ただし、外すときにはそこに溜まった臭いが一気に強く発せられるため、人前で外さないよう注意しましょう。
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