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乳酸菌で口内環境を改善できるって本当?虫歯予防菌とは

口内環境を整えてくれる乳酸菌

口内環境を整えてくれる乳酸菌

乳酸菌と言えば、腸内環境を整えるのに役立つものというイメージがありますよね。身体の健康のカギを握るのは腸内環境であるという話ももう随分定着してきているので、乳酸菌を摂るよう心がけている人も多いかと思います。

でも実はこれ、口の中についても同じことが言えるというのはご存じでしょうか。口内トラブルの筆頭格である歯周病や虫歯はいずれも「菌」が原因で起こるもの。しかし歯周病菌や虫歯菌に感染したらただちに病気になるというわけではなく、それらが大活躍できる環境、つまり悪玉菌が優勢になることで様々な症状が発生し始めるのです。内と同じく口の中でも乳酸菌はこういった悪い菌の活動を抑え、環境を健全に保ってくれる働きをしてくれます。

>> 乳酸菌で歯周病予防

30年以上かけて行われてきた口内環境における細菌研究から、腸内環境を整えるのに役立つ善玉菌のような役割を口内で果たしてくれる乳酸菌が発見されました。その中の1つ、「BLIS M18」と呼ばれる乳酸菌には、歯垢の主成分である物質を分解する酵素や、唾液に含まれる尿素をアルカリ性のアンモニアに分解する酵素を産生する働きがあります。つまりこの乳酸菌を口内に留めておくことによって歯垢がたまりにくくなり、口の中は中性に保たるというわけです。今ではBLIS M18を配合した歯磨き粉も開発され、今では自宅で手軽にBLIS M18を使ったデンタルケアができるようになっています。

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>> 乳酸菌で口臭予防

同じく口内環境に関する研究の一環として行われていた調査の中で、12年間一度も口内の病気にかかったことがないというニュージーランドの男の子の口の中から発見された乳酸菌「BLIS K12」。数あるブリス菌の中でも最高レベルの抗菌力があり、口内で繁殖する様々な悪玉菌に対して強い抑制効果があることが認められています。また、BLIS K12にはその強い抗菌力で口臭を抑える働きがあることもわかっており、18〜69歳という幅広い年齢の被験者を対象に行われた実験では、BLIS K12を1週間摂取して口臭スコアが半減したという結果が出ています。

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>> 乳酸菌で虫歯予防

また、歯周病予防に役立つことで注目されているBLIS M18乳酸菌は、虫歯予防の効果も非常に高いと言われています。BLIS M18は、虫歯菌として悪名高いミュータンス菌を抑える働きを持つサリバリシンMというバクテリオシン(抗菌ペプチド)を産生することがわかっており、実際に3ヶ月間BLIS M18を含むタブレットを摂取し続ける実験では、被験者の口内におけるミュータンス菌スコアが4分の1に減少したという結果が出ています。虫歯予防のために子供たちにヨーグルトで歯を磨かせるとよい!という説は乳酸菌の効果を考えると当たらずとも遠からずですが、正しく効果が実証されている乳酸菌を配合した歯磨きを使うことでより明確な効果が期待できますね。

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