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歯茎から出血してしまう人の歯磨き粉の選び方

歯茎から出血するワケ

歯茎から出血するワケ

歯磨きをしているときに歯茎から血が出た!という場合、その原因の9割は歯周病と言われています。歯周病と言ってもいろんな段階がありますが、歯茎の出血以外に、

  • 歯茎が腫れている
  • 歯茎の色が黒ずんでいる
  • 口臭が強くなっている
  • 出血した部分から血生ぐさい臭いがする

といった症状があらわれている場合は、ほぼ確実に歯周病の初期症状の1つである歯肉炎を起こしています。

その他にも、ホルモンバランスの変化やドライマウス、喫煙による血流の悪化、歯ぎしり、糖尿病や白血病などの病気、または単に歯磨きの勢いや力が強すぎて歯茎を傷つけてしまった、などの要因によって歯茎から出血することもありますが、歯周病が原因である場合に比べるとかなり低い割合です。歯茎から出血した場合にはまず歯磨き粉の選び方をもう一度見直してみて、それでも変化がなければ歯科医院へ行ってみるといいでしょう。

天然由来の殺菌成分や乳酸菌配合の歯磨き粉がおすすめ

天然由来の殺菌成分や乳酸菌配合の歯磨き粉がおすすめ

では歯茎からの出血の原因が歯周病だった場合にその進行を食い止め、症状を改善するのに役立つ歯磨き粉にはどんなものがあるのでしょうか。この場合に正しい歯磨き粉を選ぶ基準として重要なのは以下のポイントです。

殺菌成分が多く配合されたもの
歯周病は、歯周病菌が繁殖することによって起こる細菌感染症です。歯周病による出血を止めるためには、まず歯周病菌をやっつけることを考えなければなりません。それには殺菌成分がしっかり配合されたものが好ましいのですが、「口臭が気になる人の歯磨き粉の選び方」でもご紹介した通り、単に殺菌作用が強いかどうかという視点だけで歯磨き粉を選ぶと、逆効果になってしまいます。
まず殺菌成分として何が配合されているかをチェックしてみましょう。好ましいのは化学成分ではなく「カテキン」「塩」「カミツレ(ハーブ)」などの自然由来の殺菌成分。身体にやさしいだけでなく、歯周病菌をはじめとした悪玉菌をしっかりやっつけてくれます。あとはできれば配合量もチェックしたいところです。特に殺菌作用のある化学成分がたくさん入っているものには注意してください。
乳酸菌が配合されたもの
腸内フローラを整えるためには善玉菌を増やそう!という話はよく耳にすると思いますが、これは悪玉菌を減らして善玉菌を増やし、腸内細菌のバランスを善玉菌優位の状態にしよう、というお話ですね。口の中もその点については同じ。強い殺菌作用ですべての「菌」を皆殺しにするのではなく、悪玉菌を殺して善玉菌を増やすことができたら理想的です。
そこで役立つのはやはり腸の場合と同じく乳酸菌です。BLIS M18という乳酸菌は口内の悪玉菌を減らすことがわかっています。このように菌の中でも歯周病菌を含む悪玉菌だけを撃退してくれる乳酸菌を配合した歯磨きを選ぶことで、口内細菌もうまくバランスが保たれ、良好な状態を保つことができます。これにより歯周病が改善されれば自然と出血することはなくなります。
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