歯周病を歯磨き粉で予防する!お口の中から健康になるサイト

歯周病 歯磨き粉 TOP > 乳酸菌で口内環境を改善できるって本当?虫歯予防菌とは > 今日から始められる正しい虫歯予防生活

今日から始められる正しい虫歯予防生活

規則正しい食事が虫歯を防ぐ

規則正しい食事が虫歯を防ぐ

虫歯を防ぐには虫歯菌を増殖させないこと、そのためには歯垢を溜めないこと、そしてそれには正しい歯磨きが重要!というのはもちろんですが、実は虫歯になりやすい要因には食事のタイミングも大きく関係していると言われています。

虫歯は口の中が酸性に傾くことによって進行しやすくなります。食事が終わると口の中が酸性に傾き出し、食後3〜20分の間にピークに達します。口内環境が健全であれば、その後は唾液の働きによって次第に中性の状態へと戻っていきます。これがダラダラといつまでも食べ続けていると、口内が酸性である時間が長くなるため、虫歯菌にとっては格好のチャンス。できるだけその時間を減らすために、食事は決まった時間に終え、間食をしないよう心がけましょう。

また、食事をするときにしっかり噛むことで唾液腺が刺激されて唾液が出やすくなるそうです。唾液には抗菌作用や食べカスを洗い流す作用など口内環境を良好に保つのに欠かせない働きがありますので、しっかり唾液を分泌させるためにも、よく噛むことは大切なのですね。

歯磨きができないときは、ガムやうがいだけでもOK

食事をした後には、口の中が酸性のピークと言われる食後3〜20分の間に歯磨きをするのが理想的ですが、毎日毎食後かならず歯磨きを行うのが難しいという人もいるでしょう。

歯磨きが難しい場合には、まずうがいをして口の中の食べカスをきれいに洗い流し、その後キシリトール配合のガムを噛むことで歯の再石灰化を促す、ということでも歯磨きに代わる効果が期待できます。

ただし、寝る前の歯磨きだけはきちんとするのが望ましいようです。というのは、睡眠中は唾液の分泌が減るため、口内環境が悪化するのを避けられない時間帯であるとも言えます。このときに歯と歯の隙間や歯と歯茎の間に食べカスや歯垢予備軍が溜まっていたりすると、そこから細菌が一気に繁殖することになりかねません。寝る前の歯磨きは1日の中で最も重要であるということを忘れずに、どんなに眠くても必ず行うようにしましょう。

喫煙している人は虫歯になりやすい

喫煙している人は虫歯になりやすい

タバコを吸っている人は虫歯になりやすいという話はよく耳にしますね。これは都市伝説ではなくきちんとした理由があります。

タバコはビタミンCを破壊するというのはよく知られている話ですが、1日にほんの数本吸っただけでも、1日に必要なビタミンCをすべて破壊してしまうとも言われています。ビタミンCが欠乏すると歯茎にプラークが付着しやすい状態を作ってしまうため、歯垢が溜まりやすくなり、その結果虫歯ができやすい、ということですね。また、タバコに含まれるニコチンやタールには唾液の分泌を抑制する作用があるため、口の中が乾きやすくなります。そうすることで口臭が発生しやすくなり、また虫歯や歯周病になりやすい環境を作ってしまうというわけです。

タバコを吸っている人は虫歯予防に際して、ビタミンCの補給と唾液の分泌促進対策についてもよく注意する必要があります。

time

▲ このページの先頭へ